日影茶屋
http://www.chaya.co.jp/company/history.html
江戸時代の創業とあるが残念ながら仔細は伝わっていない。兎に角、昔からあったようだ。
老舗の辛いところ。逸話が残って初めて老舗か。
昭和26年 (1951)
江戸中期:鐙摺港近くの料理茶屋として創業開始?
老舗~系譜の連続性
※
今は、店舗展開、通販など積極的にやっている。しかし、この茶屋らしさは何だろうと改めて考えてしまう。その他大勢に入ってしまわないか心配だ。「もてなし」感?
(書籍)千年企業の大逆転
【BOOKセレクト】野村進著「千年企業の大逆転」
2014年9月22日15時0分 スポーツ報知
日本が世界で類のない「老舗大国」であることをご存じだろうか。ノンフィクションライターの野村進さん(58)の新刊「千年企業の大逆転」(文芸春秋、1000円)は、時代の荒波にもまれ、窮地に立たされながらも柔軟な変化で100年、200年と続く伝統を守り抜いた5つの日本企業を取材したノンフィクション作品。実例での復活劇だからこそ感動があり、目からウロコが落ちそうな雑学も満載だ。(甲斐 毅彦)
アジア・太平洋をテーマに各国で取材の旅をしてきた野村さんは、いつのまにか、日本と他国との違いが気になり出した。「なぜ、アジアの国々には、古い店や会社が少ないんだろう」
調べてみたら日本は、アジアではもちろん、欧米諸国でも類のない老舗大国だった。飛鳥時代の578年創業で世界最古の建設会社と言われる大阪の「金剛組」は別格としても、創業から200年以上続く企業が日本には約3000社。2番手のドイツ(約800社)を大きく引き離している。ちなみにお隣の韓国には1社も残っていないという。「これをテーマに日本文化論が書けるんじゃないか、と思ったんです」。2006年に「千年、働いてきました」(角川書店)を出版したらベストセラーに。本書は老舗シリーズの第2弾だ。
登場する5つの企業には、老舗の固定観念を覆すダイナミックさに驚くと同時に勇気づけられる。本などの大事なところに印をつける蛍光ペン、電子レンジで温めるコンビニの弁当や総菜、しょうゆやごま油などの調味料のキャップ…。これらは老舗企業が本業を守りつつも、本業で培った知恵やノウハウを生かして誕生している。「老舗というと『静』のイメージがありますが、柔軟性と即応性を持つ『動』の組織なんです」と野村さんは話す。
アジア諸国で老舗が育たなかったのはなぜだろうか。「例えば『まんじゅう作り一筋百年』に誇りを持つような価値観は日本以外では通じないんですね。アジア企業は血族最優先で、だいたい3代ぐらいでなくなっちゃう。日本の老舗は同族経営は多いですが、存続のためなら外部からでも優秀な人材を抜てきする。世界の中でも珍しく他者への信頼感が強い社会なんです」
◆野村 進(のむら・すすむ)1956年7月7日、東京都生まれ。58歳。上智大外国語学部英語学科中退。1978年からフィリピン・マニラに留学し「フィリピン新人民軍従軍記」でデビュー。1997年に「コリアン世界の旅」で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に「日本領サイパン島の一万日」「島国チャイニーズ」などがある。現在、拓殖大国際学部教授。
http://www.hochi.co.jp/topics/20140922-OHT1T50131.html
※
なかなか読み物として面白そうだ。
※
2014/09/25
野村進『千年企業の大逆転』
著者には先に著作『千年、働いてきました』があって、日本の企業の永続性、日本のものづくりの底力が生き生きと描かれていて面白くも心強いものだった。そこには日本には創業100年を超す企業が10万社もあり、それは他の国に例を見ない日本の特出した事例であることも紹介されていた。
その著者が本書では、100年も200年も続いてきた老舗企業といえども必ずしも順調という歩みではなかったこと、というよりも本書で取り上げられた企業は少なからぬ危機を乗り越えてきた企業ばかりなのである。そして、ここには老舗企業が大逆転できた姿が活写されている。
いくつか拾い出してみよう。
近江屋ロープ。創業1805年。前身をつな辰といい、麻縄を家業としてきた。その後ロープを手がけ、林業の好調を背景に絶頂期を迎えるが、しかし、その林業の衰退とともに売り上げもじり貧をたどり社長の頭の中には倒産の二文字が浮かぶ事態となる。
この事態から脱出できたのは、ベテラン社員の提案によって、シカの食害を防ぐネットの開発。そしてそれはイノシシからの防護ネットへと続く。
この経過について著者は、「こういう力を老舗の「本業力」と私は呼んでいる。代々家業としてきた本業を守り、かりに新たなビジネスを手がけるにしても、本業の?レール?の延長線上からは決してはずれない。この本業力こそ、つぶれない老舗の共通点のひとつなのである。」とこの章を結んでいる。
ヤシマ工業。創業1804年。柿渋問屋というのが創業時の屋号。柿渋とはシブガキの汁を熟成させた日本古来の塗料のことで、当然のことながらペンキの登場によって需要は激減していく。
その後紆余曲折を経ながらも今日の事業で注目されるのはマンションの改修事業。「減築」というらしいが、老朽化したマンションを単に建て替えたり改築して入りするのではなく、一つの大きなマンションをケーキにたとえると、真ん中の部分をくりぬき、両側の部分を残して再生させる手法。
これによって100年を保つ高級マンションへと生まれ変わらせている。実にユニークな取り組みだが、日本のサラリーマンが生涯苦労しているのは家を建て直すということを繰り返しているからだとし、「壊さない街づくりが、日本再生の切り札」とまで断言していて、「新築には一切たずさわらない。改修だけに特化する」そういう方針で会社を伸ばしているとし、著者はそこには「正義の味方」があるし、日本の老舗企業には知らずそういう倫理観が長い歴史でつちかわれてきていると付け加えている。
とにかく事例が面白いし、危機を乗り越えてきた老舗企業のなんたるかがわかってとても心強かった。
(文藝春秋刊)
http://www.sanpo-pub.co.jp/column/akibanote/20140925.html
※
読み物として面白そうだ。
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